STORY
第2話
母との思い出がつまった家を守るためにルームシェアを始めたワーティーだが、他の「ティー」たちとの距離をなかなか詰めようとしない。
この家に集う6人の「ティー」は、それぞれに不思議な恐怖症を抱えていた。ティーデットは美人恐怖症。その理由を聞かれるも語りたくない彼は食事を持ってテラスに逃げるが、人の発する雑音が苦手なティードーと咀嚼音を巡って口論に。そのはずみで、ワーティーの母が大事にしていた植木鉢を壊してしまった。「みんな、出ていけ」とワーティーは激昂してしまう…。
第3話
“声”以外の人が発する雑音、特に咀嚼音が苦手で音を防ぐヘッドフォンを手放せないティードー。ヘッドフォンなしでは、映画館ではポップコーンを食べる音に耐えられず、女性との距離が近づくと息遣いが気になる始末だ。
恐怖症のせいでなかなか恋愛がうまくいかないティードーに新たな出会いが訪れるが、大切なヘッドフォンが壊れてしまう。ワーティーを除く4人の「ティー」は、「ヘッドフォンなしでも食事がうまくいくように手助けしよう」と決意。無断で他人を入れてはいけないというルールを破ってティードーの彼女を家に招き、2人のディナーのサポートを開始する…。
第4話
幼い頃、いたずらっ子だったメーティーは、悪さをするたびに母親から「お化けにお仕置きされる」と言われ続け、幽霊恐怖症になってしまった。暗い場所が苦手で夜は1人では寝られず、昼間でも些細な物音に怖がってしまう有様。深夜に悲鳴を上げるため、同居人たちは寝不足に悩まされ、ついにワーティーから「これ以上トラブルを起こすならこの家を出て行ってもらう」と通告されてしまう。
メーティーの幽霊恐怖症を克服するため、「ティー」たちは様々な方法を試すもうまくいかない。そして、ついにメーティーは“ある人の霊”を見てしまう!?
第5話
メーティーの母親がシェアハウスを訪ねてきた。しかし些細な言い争いを発端に、メーティーは「自分が幽霊恐怖症になったのは、母さんのせいだ」と責めてしまう。そのことで落ち込むメーティーに、家主のワーティーはそっと声を掛ける。
一方、美人恐怖症のティーデットは外出先で美女を見かけて発症、嘔吐してしまう。そんな彼を気遣い、一人の女性が声をかけてきた。この人物、ティーデットの初恋の相手であり、これまでに唯一好きになった女性、チェリーだった…
第6話
ある夜、庭先で涙ぐみながら母親と電話していたマイティーに、ワーティーが声をかける。マイティーの母親は病気を患っており、愛する母を失う可能性があるかもしれないというのだ。
話し込むなかで、マイティーは「この家で、君に会ったことがある」と打ち明ける。実はワーティーとマイティーの母親同士は友人で、幼い頃に一緒に遊んだことがあったのだ。当時を思い出したワーティーだが、「2人の約束を覚えている?」という問いには答えることができなかった…。
第7話
地元に帰省していたティーレックスが、父親とともにシェアハウスに戻ってきた。挨拶をするワーティーに、ティーレックスは衝撃的な言葉を告げる。「君にとっても父親なんだ」と。
実は、ワーティーとティーレックスは苗字も名前も全く同じ。父親が非常に珍しい苗字であることなどから、ワーティーは自分の父親の息子ではないかと考えたティーレックスは密かにDNA鑑定を行っていたのだ。だが、素直に受け入れられないワーティーは、父親に「帰ってくれ」と言い放ってしまう…。
第8話
他の「ティー」たちに心を開き始めたかのように見えたワーティーだったが、ある出来事をきっかけに全員を家から追放してしまう。家賃収入を失った彼は、家のローンを返済するために闇金に手を出していた。
ある夜、ティーレックス、メーティー、ティーデットの3人がワーティーの家を訪ねると、返済の取り立てにきた闇金業者と遭遇する。この危機を乗り切り、6人は再び一緒に暮らすことになったが、ティーレックスとワーティーの父親が倒れたとの知らせが入る…。