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INTRODUCTION

10年以上にわたりボクシングやテコンドーを嗜んで肉体を作り上げ、近年はアクション俳優として目覚ましい活躍が続くチャン・ヒョクが自ら企画・出演した本作。伝説の殺し屋という、これまで積み重ねてきた実力を存分に発揮するチャン・ヒョクの集大成ともいえる史上最高のキャラクターが誕生し、銃撃戦から斧を使う戦闘シーンまで、スタントマンなしの様々なアクションが披露される。

香港とハリウッドで活躍してきたベテラン俳優ブルース・カーンが犯罪組織のメンバーに扮し、最強のライバルとして迎え撃つ。『剣客』に続きチャン・ヒョクと二度目のタッグを組むチェ・ジェフン監督が同名のウェブ小説を原作に独創的でスタイリッシュなアクション作品へと昇華させ、韓国と北米で同時公開を果たした話題作が遂に上陸する。

STORY

引退した最強の暗殺者ウィガン(チャン・ヒョク)は財テクで成功を収め、派手な生活を送っていた。そんな中、友人と旅行に行く妻から友人の娘である女子高生ユンジ(イ・ソヨン)の面倒を見てほしいと頼まれる。短期間、保護者の役割だけすればいいと軽く考えていたウィガンだったが、人身売買を企む組織にユンジが拉致されてしまう。ユンジを取り戻すべく、ウィガンの暗殺者としての本能が再び覚醒していく――。

CAST

チャン・ヒョク

ウィガン役

1976年12月20日、韓国生まれ。ジークンドーの達人であり、武道により鍛えられたプロポーションを活かして俳優だけではなくモデルとしても活躍する。「モデル」(97)で俳優デビュー。2001年に主演を務めた『火山高』が本国動員150万人を超える大ヒットとなり、日本においても東京国際ファンタスティック映画祭2002オープニング作品に選ばれるなど大きな話題を呼んだ。さらには、韓国アクション時代劇の傑作と名高い「チュノ ~推奴~」(10)で主演を務めた彼は、身体能力を活かしたアクションと重厚な演技が賞賛されて“時代劇のカリスマ”と呼ばれることになる。その後も「輝くか、狂うか」(15)などの時代劇大作だけではなく、「運命のように君を愛してる」(14)のようなラブロマンスまで幅広いジャンルで活躍。その他の出演作として、「明朗少女成功記」(02)、「大望(テマン)」(02)、『英語完全征服』(03)、『僕の彼女を紹介します』(04)、「ありがとうございます」(07)、「いかさま師~タチャ」(08)、「不汗党 プランダン」(08)、「猟奇的な彼女」(08)、「根の深い木 -世宗大王の誓い-」(11)、「IRIS2 -アイリス2-:ラスト・ジェネレーション」(13)、「客主」(15)、「ボイス ~112の奇跡~」(16)、「ビューティフル・マインド ~愛が起こした奇跡~」(16)、『ありふれた悪事』(16)、「カネの花 ~愛を閉ざした男~」(18)、「私の国」(19)、『剣客』(20)、『狼たちの墓標』(21)など。

ブルース·カーン

ユーリ役

1968年4月19日、韓国生まれ。幼いころからブルース・リーの大ファンで、7歳の時にテコンドー、14歳の時に合気道を習い、その後も複数の武術を習得。除隊後、兵役中の恩師とも言える上官が強く勧めてくれた映画業界への転身を志し、広告に出ていたスタントマンのオーディションに申し込んだことがきっかけでアクション俳優としてのキャリアが始まる。やがて武術への造詣の深さとスタイリッシュなアクションセンスをサモ・ハンに見出され彼のスタントチームに合流し、ジャッキー・チェン主演『メダリオン』(03)でアクションシーンのデザインやスタントマンとして実績を残した。その後もスタントや武術指導などの分野で精力的に活動しており、『リベンジャー 無敵の復讐心』(18)では主演だけでなく脚本も務めるなど活躍の場を広げている。その他の出演作として『ラスト・スピリット』(05)など。

イ・ソヨン

ユンジ役

2000年10月17日、韓国生まれ。日本人、台湾人、韓国人からなる多国籍ガールズグループ「公園少女」のメンバー。webドラマ「Some Air」(21)などで演技を経験。これからの活躍が期待される新鋭の俳優。

チェ・ギソプ

チョムバギ役

1979年10月11日、韓国生まれ。韓国のコメディアングループ「オンアルス」のメンバーで、同グループはイギリスのエディンバラ・フェスティバルに招致されるほどの知名度と人気を誇る。主な出演作として、「ボイス ~112の奇跡~」(16)、「バッドパパ」(18)、「油っこいロマンス」(18)、『狼たちの墓標』(21)など。

イ・スンジュン

イ刑事役

1973年2月11日、韓国生まれ。TVドラマや映画、演劇など幅広い分野に跨って活躍する名バイ・プレイヤー。主な出演作として、『提報者 ~ES細胞捏造事件~』(14)、「ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~」(15)、「江南ロマン・ストリート」(16)、「ベビーシッター」(16)、「仮面殺人会」(17)、「アルゴン ~隠された真実~」(17)、『ディヴァイン・フューリー 使者』(19)、「ハッシュ~沈黙注意報~」(20)、『バニシング:未解決事件』(21)など。

STAFF

チェ·ジェフン|監督

1962年1月16日、韓国生まれ。2020年に『剣客』で監督デビュー。同作は初監督品ながらスタイリッシュなアクション演出とそのクオリティの高さが話題を集めた。チャン・ヒョクと二度目のタッグを果たした本作は、同名のウェブ小説を原作として、『剣客』からさらに何段もアップグレードされた極上のアクション作品へと昇華。作品がマーケットに出品されるや否や、世界48か国からオファーが殺到、韓国・北米同時公開も果たした。今最も注目すべき「K-アクション」の担い手として、今後の動向が見逃せない新進気鋭の監督。